お茶妊娠中はカフェインの摂取は控えなければいけませんが、カフェインはいろいろな飲み物などに入っているので選ぶのが難しいですよね。
実はそれと同じように、妊娠中はカフェインだけでなく、ハーブにも気をつけなければいけません。
摂取してもよいハーブ・摂取しないほうがいいハーブにはどのようなものがあるのでしょうか?まとめてみました。

妊娠中の摂取は控えたほうがいいハーブの種類とは?

 カモミールよく聞く名前のカモミールやローズマリー、セージなども控えたほうがいいハーブに入っています。リラックス効果のあるハーブ類ではありますが、種類に気をつけましょう。
【摂取しないほうがいいハーブ】
●セージ・・・・・・・・・・子宮の収縮を促す
●ボリジ・・・・・・・・・・発がん性、変異原性
●チェストツリー・・・・・・生理をスムースに促す
●セントジョーズワート・・・子宮の筋肉を緊張させる作用がある
●レディスマントル・・・・・子宮刺激用   など
【なるべくなら控えたほうがいいハーブ】
●カモミール/ジュニパー ・・・・・・・・・ 子宮の収縮を促す
●ローズマリー/フェンネル/マジョラム・・・子宮を刺激する
●ラベンダー・・・・・・・・・・・・・・・生理をスムースに促す
●リコリス・・・・・・・・・・・・・・・・高血圧、子宮出血の恐れがある  など

妊娠時に摂取してもいいハーブはあるの?

 ローズヒップハーブはハーブでも妊娠中や授乳中に摂取してもよいおすすめのハーブもありますので、ハーブを摂る場合はこちらを選びましょう。

【妊娠中におすすめのハーブ】
●ローズヒップ・・・・ビタミンCの補給
●リンデン・・・・・・リラックス効果
●ジンジャー・・・・・つわりを改善
●ルイボスティー・・・亜鉛・カルシウム・鉄などのミネラル補給

【授乳中におすすめのハーブ】
●ラズベリーリーフ・・・母乳の栄養価を高め分泌をよくする
        ※子宮収縮作用があるので、妊娠初期~妊娠中期は控えたほうがよい
●ネトル・・・・・・・・母乳の栄養価・質を良くする
●フェンネル・・・・・・母乳の出を良くする
        ※子宮刺激作用があると言われていますので、妊娠中は大量に用いないこと

『AMOMA』のオーガニックハーブティー

出産後に控えたほうがいいハーブの種類とは?

 妊娠中だけでなく、出産後にも控えたほうがよいハーブもありますので気をつけましょう。
●セージ/ペパーミント・・・母乳の分泌を抑制する
●チェストツリー・・・女性ホルモンに影響

まとめ

赤ちゃん (7) 妊娠中になるべく摂取してはいけないものとしてカフェインのイメージが強いですが、実はハーブも種類によっては摂取しないほうよいようですね。
とはいっても、ハーブにはたくさんの種類があり、ハーブがすべていけないというものではなく、妊娠中や授乳中におすすめのハーブもあります。授乳中に摂ることで母乳の出を良くしたり、母乳の栄養価・質を高めるハーブもあります。おすすめハーブは積極的に摂りたいですね。
妊娠中と出産後(授乳中)では、摂取しないほうがよいハーブは異なりますので、それぞれの時期あわせて摂取するハーブを考えることが大事なようです。
妊娠中は飲食できないものもあって大変ですが、ストレスをためないように過ごし、楽しいマタニティライフにしていきましょう。