ちまたでは妊娠・妊活ブーム
私もたまたま妊活時期が一緒だったせいか、39才で妊娠、40才で出産予定のバリバリの超高齢出産妊婦です。
38才のときに流産を経験し、その後本格的に妊活に励みました。
35才から高齢出産といわれていますが、35才以上で妊娠・出産されている方はたくさんいます。
高齢出産の場合のリスクを知り、妊娠・出産に備えましょう。
高齢出産の人が気にするダウン症とはどんな症状なのか?
ダウン症とは、21番染色体が3本あることにより、精神発達の遅れ、特徴的な顔貌、多発奇形を示す症候群のことをいいます。
日本では新生児1000人に1人の割合でみられます。
35才以上で妊娠した人を高齢出産といいますが、母親の年齢が高くなるほどダウン症の出生頻度も高くなるので、35才以上の人には検査をすすめる産婦人科もあります。
ダウン症かどうかの検査は義務ではありませんので、受けるかどうかはご本人・ご家族で決めることになります。
高齢出産を控えている人が気になるダウン症の割合は?
どのくらいの割合なのでしょうか?
【ダウン症児の出生率】
20才・・・1667分の1
30才・・・952分の1
35才・・・378分の1
40才・・・106分の1
【ダウン症以外で何らかの何らかの染色体異常を持った赤ちゃんが生まれる確率】
20才・・・526分の1
30才・・・385分の1
35才・・・192分の1
40才・・・66分の1
やはり、年齢が高くなるにつれて、確率もあがっていきます。
そのため、35才以上の人には検査を進める産婦人科もあります。
ダウン症検査をするかしないかの決断に悩む
年齢的にも、次はあるかわからない状態での妊娠でした。その前に1度流産を経験していることもあり、ダウン症検査をするべきかどうかすごく悩みました。
「子供が仮にダウン症で生まれた場合、私自身の年齢に不安もあるのできちんと育ててあげられるのか心配」
「高齢出産での妊娠でダウン症が発覚し、育てていけないと思った場合、次妊娠できるとは限らない」
など、いろいろなことを考えました。
いろいろ考えた結果、検査はしませんでした。
私にとってこの年齢で妊娠できたことが奇跡だからです。
この件に関してはいろいろな意見がありますが、それぞれの家庭環境もありますので、やはりご本人・ご家族の意思を尊重してあげるべきだと私は思います。
まとめ
高齢での妊娠はとてもうれしい反面、いろいろな悩みもでてきますね。
そのうちの一つがダウン症です。
しかし、ダウン症は、高齢出産の方だけでなく、誰にでもおこりうることでもあります。
「ダウン症とはどういうものなのか」「ダウン症以外での染色体異常とはどういうものがあるのか」など知っておく必要がありますね。
この問題は避けられない問題でもありますので、ご家族とよく相談し、検査するかしないかの判断が必要になってきます。
高齢出産は悩みや不安も多いですが、しっかり理解し、楽しいマタニティライフを送りましょう。