チーズ盛り合わせ妊娠中は、いろいろ食べ物に気をつかいますよね。
現在、高齢出産での年齢で妊娠中のさとうです。
私は、妊娠する前からチーズは大好きだったので、妊娠中もチーズは食べたくなりました。チーズはカルシウムも摂れるしいいですよね。
でも、妊娠中は食べてはいけない種類もあるようです。
どのようなチーズは食べてはいけないのかまとめてみました。

どうして妊娠中はチーズを食べてはいけないの?

 妊娠中はチーズは控えたほうがいいといわれておりますが、そもそもどうしてチーズを食べてはいけないのでしょうか?
それは、チーズはリステリア菌という菌をもっているからです。
通常であれば、リステリア菌に感染しても症状がでないことが多いのですが、妊娠中にリステリア菌に感染すると、風邪やインフルエンザと同じような初期症状が出ます。
もし胎盤を介し胎児に感染した場合、最悪、流産や死産の原因になることもあります。
また、生まれてきた新生児期に発症した場合は、敗血症や骨髄炎になることもあるたいへん怖い感染症です。

チーズを食べるときの注意

チーズ普段はあまり気にすることはないので、チーズの種類は気にしていませんでしたが、種類によっては妊娠中に食べてもよいチーズもあります。
それは、プロセスチーズです。
日本で販売されているチーズはナチュラルチーズとプロセスチーズがありますが、プロセスチーズはナチュラルチーズを加熱し溶かしたものをいろいろな形に固めたものなので妊婦さんでも安心して食べられます。
では、ナチュラルチーズはどうでしょう。
ナチュラルチーズは、フレッシュタイプ・白カビタイプ・青カビタイプ・ウォッシュタイプ・山羊乳、羊乳タイプ・セミハードタイプ・ハードタイプとたくさんの種類の製法に分けられますが、その中でも絶対に妊娠中に生食してはいけないのは「無殺菌乳を使った輸入ナチュラルチーズ」です。

100%天然成分の葉酸を含む27種ビタミンミネラルにDHA&EPAも配合【美的ヌーボプレミアム】

妊娠中は海外のチーズは控えるべき?

 海外では生乳を殺菌せず、そのまま使用していろいろなチーズを作っています。(バクテリアなどのテストはあります)
それが無殺菌乳を使った輸入ナチュラルチーズにあたります。

無殺菌乳を使った輸入ナチュラルチーズは、リステリア菌に汚染されている可能性があります。通常なら問題ない場合も、妊娠中は免疫力が落ちていることもあるので気をつけなければいけません。

それでは、日本のナチュラルチーズの場合はどうなのでしょう?
日本のナチュラルチーズは製法上の加熱が義務付けられていますので、基本的には日本産カマンベールなど、そのまま食べても問題はありません。
心配な方は加熱して食べると安心ですね。

ピザやグラタンなど調理しているチーズはどうなの?

ピザチーズは固形で食べるだけでなく、いろいろな料理に使われています。
表示がないときはどう判断すればよいのでしょうか?
リステリア菌は75℃で数分の加熱をすれば死滅しますので、加熱をして調理しているチーズは問題ありません。
ピザやグラタンなどに使われるチーズは加熱されていますので問題ないようです。
75℃で数分の加熱をすれば死滅しますが、あまり加熱していないような料理は、加熱時間を長くして菌の死滅させるなどして食べる際には気をつけましょう。
他にはチーズケーキなどがありますが、チーズケーキはどうでしょう?
やはり海外産ナチュラルチーズを入れた生菓子には注意が必要です。
しかし、クリームチーズは多くの製造元で加熱殺菌した生乳を使っているので、ほぼ大丈夫のようです。
チーズケーキでもベイクドチーズケーキなどは加熱されていますので、そちらを食べるほうが安心かもしれませんね。

まとめ

家族で食事妊娠中はすべてのチーズを食べてはいけないということではなく、食べてはいけないチーズの種類があることがわかりました。
妊娠中はつわりで食べたいものが食べられないだけでも辛いのに、好きな食べ物まで制限されてはストレスになりますよね。
チーズも、食べても大丈夫な種類を正しく選べば問題ないということですね。
ただし、無殺菌乳を使った輸入ナチュラルチーズだけは食べないように気をつけましょう。
また、チーズを食べる際気になる方は、加熱して食べると安心ですので、加熱して食べましょう。
妊娠中は、何かとわからないことや不安なことが多いです。赤ちゃんのためにもストレスのないマタニティライフにしましょう。