妊娠すると誰にでも起こりうる可能性のある流産。
310ママも初めての妊娠で繋留流産を経験しました。

初めての妊娠だったため、経過が良好なのかどうかもよくわからず、最終的には流産というとても悲しい結果に・・・。

38歳という高齢出産といわれる年齢での妊娠でしたので、喜びもひとしお。
その分流産と分かったときはかなりのショックで、なかなか立ち直ることができませんでした。
今回は、妊娠の前に知っておきたいことの一つ「流産」について調べてみました。

意外に多い?!誰もが経験するかもしれない流産・・・

ガーン!の表情のOL流産とは、妊娠21週までの時期になんらかの理由で胎児が育たなかったり、流れ出てしまうことをいいます。

22週目以降は「早産」になります。

流産を経験される割合は、一般的に10~15%の頻度でみられるといわれていますが、ネット上の書き込みや友達にも流産経験者はかなりいますので、実際はその割合よりもっとたくさんいるのではないかと思います。
流産経験者の方ならお分かりかと思いますが、多くの流産は妊娠初期の12週未満(3カ月以内)に起こります。
この時期の流産は胎児側に染色体異常などの原因があるといわれており、この時期の流産の6割から7割がこの原因のようです。
主な症状には出血やおなかの痛み、張りなどがあります。
他に本人が妊娠に気づかず月経のように体外に出てしまい、ほとんど症状がないケースの流産もあります。
症状がでる場合もありますが、検診までまったく気が付かないこともあるので、妊娠初期は注意が必要です。

どれぐらいの人が流産を経験しているの?

上記でもお伝えしたように、流産は全体の2割ぐらいの割合で経験されていて、けして特別なものではありません。
310ママは、まさか自分が経験するとは思っておらず、流産したときは「私は赤ちゃんが産めない身体なのでは・・・」とかなり落ち込みました。

でも、流産は特別なことではないということを知り、前向きに考えられるようになりました。

 流産の多くは、4~7週(妊娠2か月)と8~11週(妊娠3か月)に起こり、12週までに流産した方が約9割になります。

この時期の流産は、ほとんどの場合、受精卵の異常が原因で防ぐ方法がないといわれています。

とはいえ、310ママが流産したときは「防ぎようがないので考えても仕方がない」と思いつつ、「何か自分にできることはなかったのかなぁ・・・」とかなり考えてしまい、とても辛い日々を過ごしました。
そんな時、ネット上で流産の経験をされた方たちがコメントしているのを読んで、とても励まされました。
流産は悲しく辛い経験ですが、年齢に関係なく誰もがおこりうる防ぎようのないことなので、自分を責めないでくださいね。

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流産にも種類があるの?稽留流産(繋留流産)とはどんな症状なの?

ピンクの病院310ママが経験した流産は「稽留流産(けいりゅうりゅうざん)」という流産でした。

稽留流産(けいりゅうりゅうざん)とは、胎児が子宮の中で死んでしまっている状態をいい、妊娠6、7週に起こりやすいのが特徴です。
この稽留流産は、痛みや出血がないことがほとんどで、検診に行くまでわからないことが多です。

310ママも検診で先生に告知されても信じられず、悲しいというよりは驚きました。

この稽留流産は、5回に1回は起きると言われており、珍しくはない流産の一つです。
流産の確率は健常な20代の女性で10~20%、40代では30%以上ともいわれており、かなりの方が経験されていることがわかります。
この稽留流産ですが、胎児は死んでしまっていても、その付属物の絨毛や胎のうが少しの間、成長することがあります。

また、超音波検査で1度は胎児の心臓の動きが確認されたのに、次回の診察時には心拍が消えていたり、胎児が母親の体内に吸収されていたりすることあるので、病院でも、経過を慎重に診ていくことになります。

 ■自覚症状がないことが多いですが、兆候はあるのでしょうか?
  • 胎児(胎芽)が現れる時期、妊娠6週間目、7週間目になっても、胎児が確認できない
  • 胎児は確認できたが心拍が確認できない
 ということがあると、稽留流産の可能性がでてくるようです。

稽留流産は予防できるの?

流産はとても辛い経験です。
ふくろうの先生いくら誰にでも起こりうることとはいっても、予防できるものなら予防したいですよね。

では、「妊娠しやすい身体」や「流産しない身体」をつくるには何をすればいいのでしょうか。

妊娠すると出産までに「受精」→「着床(妊娠)」→「胎盤形成」という過程になりますが、稽留流産の原因の一つとして、子宮組織の代謝が悪くて良い胎盤ができない場合があげられます。

そのことが原因で妊娠を継続することができずに稽留流産してしまう場合もあるのです。

防ぐ方法としては、まず妊娠前に身体づくりをし、母体に赤ちゃんを育てるだけの準備を整えておくことが大事になってきます。
また、冷え、ストレス、運動不足などによる血行不良も子宮組織の代謝が悪くなる原因だといわれておりますので、血流を良くし、妊娠やすい身体をつくることが稽留流産の予防につながります。
妊娠前からウォーキングなど適度な運動をして流産しない身体づくりを目指すことで、流産を防ぐことができるかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
流産は、誰にでも起こりえることで、決して特別なことではありません。
とはいえ、いざ自分が流産を経験すると「なぜ、自分だけが・・・」と思ってしまいますよね。

日頃から妊娠しやすい身体づくりを心がけて妊活することで流産予防につながりますし、今までの自分自身の生活の見直しにも役立ちますよ。

冷え性の人は適度な運動したり、タバコ・お酒が好きな人は控えめにしたり、暴食や好き嫌いが激しい人は、健康的な食事にしたりなど、できることはたくさんあります。
とはいっても、なかなか全部を見直すことも難しいですよね。
足りない部分はサプリメントなども併用し、上手に活用していくとよりよい結果につながると思います。
まずはできることからはじめて、妊娠しやすく流産しにくい身体をつくりましょう。