高齢出産での年齢で出産を控えている管理人さとうです。
妊娠中、なかなか聞きにくいことの一つに尿もれがあります。
尿もれと聞くと恥ずかしいですが、妊娠中に尿漏れを経験したことのある人は、全体の70%とかなりの人が経験があるようです。
では、なぜ妊娠中に尿もれはおこるのでしょうか?
その原因と予防法をまとめてみました。

なぜ妊娠中に尿もれするの?原因は何?

 恥ずかしい女性妊娠すると、赤ちゃんが大きくなってきますので、子宮が大きくなり膀胱など他の臓器が圧迫されます。
妊娠中期ころからは、臓器が圧迫されることが原因で、くしゃみや咳などでも尿もれしやすくなるようです。
また、妊娠中に分泌される女性ホルモンに「黄体ホルモン」がありますが、このホルモンには子宮の周りにある筋肉をやわらかくする作用があります。
この黄体ホルモンは、子宮内膜を厚くするなど胎児が成長するためになくてはならないホルモンですが、それ以外に膀胱の筋肉もやわらかくしてしまう作用があります。膀胱の筋肉がやわらかくなると膀胱のまわりにある骨盤底筋群という筋肉の収縮力が弱まってしまうので、尿漏れしやすくなってしまいます。

尿もれしないように予防法はあるの?

 ほうれん草 (2)妊娠中は、お腹に負担をかけてしまうことのある骨盤底筋群の筋力トレーニングなどはあまりおすすめできませんので、筋力トレーニングではなく、カルシウム・タンパク質を重視した食生活で少しずつ骨盤底筋群を強くしていきましょう。
乳製品・小松菜・ほうれん草などがおすすめです。
妊娠中に食べるとよいといわれている小松菜・ほうれん草には、赤ちゃんの発達に必要な葉酸や、貧血防止にもなる鉄分が含まれています。積極的に摂取しましょう。

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破水と尿もれの違いはわかるの?

女性? (2)お腹が大きくなってくる妊娠後期は、尿もれなのか破水なのかわからいない場合もあると思いますが、破水と尿漏れには違いがありますので、覚えておいてあわてないようにしておきましょう。
尿もれの場合は、色は黄色でアンモニア臭で、破水の場合は、色は無色で無臭もしくは生臭いです。尿もれの場合、意識して止めることができますが、破水の場合止めることはできないという大きな違いがあります。

まとめ

医者 (3)妊娠中は、いろいろトラブルがおきる可能性があり、尿もれもその一つであたり前におきることです。
急な尿もれにも対処できるように、専用のパッドを使用すると安心ですね。
食生活でも少しずつ改善できますので、葉酸・鉄分などを摂取するようにこころがけましょう。食生活だけではなかなか摂取が難しいという人は、サプリメントも併用することで栄養を補うことができますので、利用してみるのもいいのではないでしょうか。
尿もれは、恥ずかしいのでなかなか言いだせないことの一つでもありますが、尿漏れが長く続く人や尿漏れの量が多い人はお医者さんに相談してみましょう。