妊娠中期に血液検査をしますが、いろいろな検査をしますよね。
血液検査は、何度やっても慣れないので大変ですが、お母さんの健康は生まれてくる赤ちゃんのためにも大事なことです。
妊娠中に血液検査をして、異常がないか調べておくことは大事なことですね。
血液検査の中の一つにクラミジア検査がありますが、なぜ妊娠中に検査をするのでしょうか?
性感染症の1つであるクラミジアとはどんな症状なのか、気になる胎児への危険性などについてもまとめてみました。

クラミジアとはどんな性感染症?なぜ感染するの?

 男女最近は、若い人の間で多く感染していることで名前が知られるようになったクラミジア。
クラミジアとは性感染症の1つでクラミジア・トラコマチスという細菌に感染しておこります。主に性行為で人から人へ感染します。
感染していても、自覚症状がない場合が多いので、知らないうちに感染している場合もあります。
また、自分が感染していても気づかないので、パートナーも感染している可能性が高くなります。
自覚症状がなく、知らないうちにうつされたり、うつしてしまう病気なので感染する人が増えてやっかいな病気です。

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クラミジアは自覚症状がないので妊娠中の血液検査でわかる?

 薬クラミジアに感染しても自覚症状はないので、60%以上の人は気がつきません。
症状がでるとすれば、透明・薄い白色のおりものが出るようになるので、おりものの変化で気がつく場合がありますが、おりものの変化だけだと気がつきにくい場合が多いようです。
そのため、妊娠して血液検査をしたときに、はじめて感染していることを知る人も多いのです。
クラミジアは、母体や胎児に影響がでる可能性があります。
クラミジアのような自覚症状がない病気は、検査でしかわからないので、妊娠中の血液検査はとても大事ですね。
もし妊娠中にクラミジアだとわかった場合は、妊娠中でも飲める抗生物質が処方されます。
医師の指示に従い、早く完治させましょう。

クラミジアに感染していた場合の母体や胎児へのリスクとは?

 赤ちゃん (4)妊娠中の血液検査は、妊娠中期に行われることが多いですが、クラミジアに感染していると妊娠初期に流産のリスクが高まりますので、早期治療が必要になってきます。
妊娠中期で感染がわかった場合は、早期治療に努めましょう。
また、もし出産時まで感染したままでいると、生まれてくるときに赤ちゃんが産道感染する可能性もあり「新生児結膜炎」や「肺炎」を引き起こす危険性があります。
クラミジアは自覚症状はないので感染していることがわかりにくいですが、母体だけでなく生まれてくる胎児にもリスクがありますので、早く治療をしましょう。

まとめ

クラミジアは自覚症状がないので、検査でわかる場合が多いです。
妊娠中は、妊娠中期に行う血液検査をしっかり受け、クラミジアに感染していた場合は、赤ちゃんのためにも早期治療に努めましょう。
また、クラミジアに感染していると、妊娠初期の流産の危険性もあります。
おりものの変化が気になる場合は、妊娠前から検査しておくと安心です。
クラミジアは妊娠した際、やっかいな感染症です。妊娠前から気をつけておきたいですね。「でも、病院はちょっと恥ずかしい」という方は、郵送で検査が可能なものもあるので、気になる方はパートナさんと一緒に検査しておくとより安心ですよ。