たくさんの魚妊娠中の食生活はいがいに大変。
スーパーに行って何でも買えたらいいのですが、特に生ものや魚は悩みますよね。
でも、妊娠中だってお刺身やお寿司などのお魚が食べたいですよね。
魚で気になるのが「水銀」です。
魚によっては水銀を含むものも結構あります。
妊娠中は「なぜ水銀を含む魚は控えたほうがいいのか」また「食べる際どのようなことに注意すればいいのか」まとめてみました。

なぜ妊娠中は水銀を含む魚を食べてはいけないのでしょう?

 バツマークを掲げる主婦まず、有害な重金属に「水銀」「カドミウム」「ヒ素」「鉛」などがありますが、それらは女性や男性の生殖機能に影響を及ぼす可能性があります。
私たちはその水銀などを、知らず知らずのうちに体内に取り込んでしまっているのです。
特に気になる水銀(メチル水銀)は魚に含まれていて、妊婦にとってはおなかの赤ちゃんにも影響を及ぼすかもしれないといわれていますので注意が必要です。
水銀には大きく「金属水銀」「無機水銀」「有機水銀(メチル水銀)」の3つにわけられます。
その中でも日常生活でからだに取り込む可能性が大きいのは、魚に含まれる「メチル水銀」です。
メチル水銀は海中にわずかに溶けている無機水銀の一部が水中の特殊な細菌の働きによって変わり、生態系の食物連鎖によって魚介類などの生き物に蓄積します。
小さい草食の魚よりも、大きな肉食の魚のほうがメチル水銀の濃度が高くなるのはそのためです。
私たちがその魚を食べると、微量ですがメチル水銀がからだに入ってくるというわけです。

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メチル水銀がお腹の赤ちゃんに与える影響とは?

驚く赤ちゃん (2)妊娠中からだに中に入ってしまったメチル水銀は大丈夫なのでしょうか?
体内に取り込まれたメチル水銀は、アミノ酸の一種であるシステインと結合し、別のアミノ酸であるメチオニンとよく似た構造になり、消化管から吸収されます。
脳や胎児はからだの中に入り込んだ有害物質から守られるように、脳の入り口や胎盤を通過させないようになっているのですが、メチオニンは重要な必須アミノ酸で、脳や胎児に欠かせないので、システインと結合したメチル水銀もメチオニンと間違って簡単に通してしまいます。
妊娠中はメチル水銀をたくさん摂ると、神経系の障害が発症してしまう恐れがありますので食べる際注意が必要です。
さらに妊娠中に摂ってはいけない理由として、胎児はメチル水銀を排泄できないため、母親より血中濃度も高くなり、神経系が発育途上のため影響を受けやすくなります。
濃度によっては言語力や注意力などの低下としてあらわれる恐れがあるというわけです。

妊娠中食べてはいけない水銀を含む魚にはどんな種類があるの?

刺身盛り合わせどんな魚が水銀を多く含んでいるのかみてみましょう。
キンメダイ、ツチクジラ、メカジキ、クロマグロ(本マグロ)、メバチ(メバチマグロ)、エッチュウバイガイ、マッコウクジラなどは注意が必要です。
週間に刺身1人前、切身1切れ以内にしましょう。

キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ(インドマグロ)、ヨシキリザメ、イシイルカ、クロムツなどは1週間に刺身半人前、切身2分の1切れ以内しておきましょう。

また、以下の魚はとくに注意が必要でない魚ではないので心配ありません。

キハダ、ビンナガ、メジマグロ、ツナ缶、サケ、アジ、サバ、イワシ、サンマ、タイ、ブリ、カツオなど

※マグロなどは1〜2週間に1回以下にしたほうが無難
サケやアジ、サバ、イワシ、サンマ、タイ、ブリ、カツオなどの魚は心配せず食べられます。

食べても心配ない魚は積極的に食べて栄養補給しましょう。

まとめ

指差し妊婦妊娠中は、胎児のために水銀はなるべくからだの中にとりこまないことが大切ですね。
どんな魚に水銀は含まれているのかを把握しておき、含んでいる魚は適量を食べることに努めましょう。
とはいっても、お魚は妊娠中だいじな栄養素です。
食べても心配のいらないお魚は積極的に食べましょう。
また、加熱して食べることで食中毒なども防ぐことができます。調理方法を工夫し、ストレスのない食生活にしたいですね。